■デジタルBOOK■不思議の国のアリス

商品名 : ■デジタルBOOK■不思議の国のアリス

価格 : 700円 (税込 756円)

著:Lewis Carroll、共訳:井上真樹、北澤茂美、小林朋則、佐藤裕栄、鈴木景子、陶山洋子、徳永早苗、林美佐子、福田江利子、堀池悦子、山崎信夫、吉井一美、監訳:藤井恵子

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監訳者のことば
 
 ハリー・ポッターが世界でこれほど受け入れられたのは、今の世相でしょうか? 誰もがいつまでも子供の心を持っている、持ち続けていたいということの証でしょうか? この時代、こうしてまた『アリス』に出会えたことは、すっかり大人になりきっている (と、自分では思っているのですが) 私にとって、とても貴重なそして楽しい時間でした。

 著者のルイス・キャロルこと、ドジソン先生は、オックスフォードのクライストチャーチで数学を教えていました。アリスのような子供心を持ち合わせた人でありながら、もう一段高いところからこういう世界を見透かせる、良い意味での醒めた目をもった人だったような気がします。

 そうした作者の目で見つめた世界は、いつの世にも決して旧くはならないことを、古典新訳を通して感じさせられました。アリスは昔と変わらず、本の中で生き生きと動いていましたし、ウサギはチョッキを着て時計を手に跳ねていました。女王陛下の行列を先導して、トランプの兵隊の行進が続いていました。裁判長の王様は……。
  キャロルの世界は今も想像力を掻き立ててくれます。

 「新訳」にあたって気をつけたところは、こうしたキャロルの世界はそのままに、それをいかに今風にわかり易く伝えるかという点でした。旧訳を見てみると、確かに言葉は変わってきています。一例を挙げれば、先ほど「チョッキを着たウサギ」といいましたが、今は「チョッキ」よりむしろ「ベスト」が普通かと思います。

  また、話し言葉は一層変化が大きく、アリスの言葉も今の女の子風に改めるところがたくさんありました。かといって、すっかり今風の言葉にしていいというものではなく、物語の雰囲気は壊さないよう気をつけなければなりません。「チョッキ」を今風の「ベスト」にしなかったのは、こういうわけです。やはり、ウサギが着ているのは前をボタンで留めた、前身ごろの下部分が三角にとんがった「チョッキ」でなくてはいけないのです。

 このお話は、お話自体はもちろんのこと、言葉遊びも楽しみの一つです。それを訳者のみなさんがうまく引き出してくださったので、それもわかり易く楽しんでいただけると思います。この場をお借りして、訳者のみなさんに深謝したいと思います。

 まずはみなさん、もう一度アリスのように小さくなって、そうです、小さくなってですよ、この不思議な世界にもぐりこんで、その面白さをお楽しみください。



《数学者が描いたお伽の国?不思議の国のアリス〜
Alice's Adventures in Wonderland》
原題 :Alice's Adventures in Wonderland
著者 :Lewis Carroll 1832-1898
共訳者:井上真樹、北澤茂美、小林朋則、佐藤裕栄、鈴木景子、陶山洋子、
    徳永早苗、林美佐子、福田江利子、堀池悦子、山崎信夫、吉井一美
監訳 :藤井恵子
            

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