■デジタルBOOK■嵐が丘

商品名 : ■デジタルBOOK■嵐が丘

価格 : 700円 (税込 756円)

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監訳者のことば
◆作品紹介(『嵐が丘』のあらすじ)

 ある冬のこと、都会の喧燥とわずらわしい人間関係に嫌気がさしたロックウッドという青年が、英国北部の田舎へとやってきたところから物語は始まる。荒野の広がる丘陵地帯に家を借りた彼は、家主であるヒースクリフにあいさつに行き、この不愛想で他人をまったく拒絶しているかのような男に興味を持つ。それからまもなく、ひどい風邪をひいて寝込んだおりに、家政婦のネリー・ディーンからヒースクリフの素性や屋敷にまつわる話を聞くことになる。

 ヒースクリフはもともと、リバプールに出かけたアーンショー氏が拾ってきた孤児だった。アーンショー家には息子ヒンドリーと娘キャサリンがいたが、父親が実の子どもよりもヒースクリフをかわいがっていたので、それをねたんだヒンドリーからは何かと嫌がらせをされるが、キャサリンとはとても仲良くなり、どこへ行くにも何をするにもいっしょだった。

 数年後にアーンショー氏が死ぬと、ヒンドリーの嫌がらせは日増しにひどくなり、キャサリンもしばらく谷の向こうにあるリントン家に預けられることになる。それを境にキャサリンとヒースクリフの間には溝ができ、しだいに心がすれ違うようになっていった。やがてキャサリンは、リントン家の息子エドガーに求婚され、本当はヒースクリフを愛しているにもかかわらず、その申し込みを受けてしまう。そして、この結婚話と心の葛藤を、姉のような存在でもあった女中のネリーに打ち明けるのだが、偶然そこに居合わせて話を聞いてしまったヒースクリフはショックのあまり屋敷を飛び出す。

 キャサリンとエドガーが結婚して半年ほどしたころ、金持ちになったヒースクリフがキャサリンに会いにくる。見違えるほど立派になったヒースクリフだが、キャサリンへの思いは変わってはいなかった。その日から、かつて自分を虐待したヒンドリーと、愛するキャサリンを奪ったエドガーへの、情け容赦のない復讐が始まる。

 十八世紀後半から十九世紀初頭の英国を舞台にくりひろげられる、激しい愛憎劇を描いた作品。


◆新訳の監修にあたり気をつけた点

 『嵐が丘』は、登場人物が多いだけでなく、生まれも育ちも年齢も立場もさまざまな個性豊かな人物が多いため、会話文ではそれぞれの特徴がうまく出せるよう努めた。また、物語のなかでは三〇年という時間が経過するため、そのときの登場人物の年齢をつねに意識しながら、年相応かつその人らしい話し方となるよう心がけた。

 この作品では、おもに家政婦のネリーがロックウッドに話してきかせるというかたちをとっている。「です・ます」体の文章はややもすれば冗長になりがちだが、なるべくすっきりとまとめるよう工夫した。



《この愛憎の作者は女性だ嵐が丘〜Wuthering Heights》
原題 :Wuthering Heights
著者 :Emily Bronte 1918-1848
共訳者:伊森俊啓、大井洋子、岡田晶、岸田久代、下垣外保子、白倉七五三、
    高橋美江、田中綾、星野博美、前園夕希子、山縣信宏、與田恵
監訳 :奥山みゆき

      

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