■デジタルBOOK■「エリア随想」

商品名 : ■デジタルBOOK■「エリア随想」

価格 : 800円 (税込 864円)

著:Charles Lamb、共訳:河野 英美子、澁谷 貴子、近間 由美子、長谷 龍一、福田 江利子、本多 惠子、監訳:定延 由紀

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監訳者のことば
 チャールズ・ラム著『エリア随筆』の監訳を終えて、改めて感じた。なんと自由な、生き生きとした精神をもつ作品群なのだろう。いずれもエッセイとして名高い古典であり、英文学を志す者なら一度は読む作品だ。平田禿木のまるで講談のような名調子の翻訳、戸川秋骨の味わい深い翻訳などの名訳が生まれた一方で、今日も新訳の試みが絶えない。

 本書に収められた作品をラムが執筆したのは一八二〇年から二三年にかけてで、『ロンドン・マガジン』誌に掲載された。一八二〇年といえば、日本では江戸時代後期の文政年間にあたり、都市では商人が力を蓄え庶民文化が栄え、その一方で地方の農村では貧富の差が拡大し一揆が頻発した。そして英国では、一七六〇年頃にはじまった産業革命によって社会構造の変革が進行し、都市化に伴いさまざまな社会問題が生じていた。

 さて、一七七五年生まれというから執筆当時四〇歳代後半だったラムの作品は、どれもエリアという人物の姿を借りて、ひとときの夢を見せてくれる。それは子ども時代の回想だったり、神秘的な話だったり、ロンドンのスケッチだったり、友への手紙だったりと、時に鋭い社会批判や辛口の人物評なども織り交ぜ、読む者をとらえて放さない。そして読み終わったあとには、置き去りにされたような寂しさが残る。だからまた、次を読む。

 本ワークショップの底本には、『Essays of Elia』(アイオワ大学出版)を用いた。これには本文三五〇ページに対して、一一〇ページにも及ぶ注釈が付されている。監訳に当たり、ラムが書いた本文を現代の日本人読者に提供することを念頭に、作品の成立事情に関する部分を残しながら、注釈をかなり割愛し、また必要に応じて新たに追加している。その点も含めて、本書を読まれたご感想やご意見を、お聞かせくだされば嬉しい。


タイトル:作家は副業だった?!名文章家のエッセイ「エリア随想」》
原書:Essays of Elia
著者:Charles Lamb 1775 - 1834
共訳者:河野 英美子、澁谷 貴子、近間 由美子、長谷 龍一、福田 江利子、本多 惠子
監訳者:定延 由紀

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