■デジタルBOOK■ジェイン・エア

商品名 : ■デジタルBOOK■ジェイン・エア

価格 : 1,200円 (税込 1,296円)

著:Charlotte Bronte、共訳:石川未生、市原秀夫、植村真理、大井洋子、大江佐知子、大熊あつ子、酒井卓吉、高橋知子、田村達成、三代木美和子、山口真理、吉野文美代、講師:赤松由美子、監訳:村田博記

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監訳者のことば
  シャーロット・ブロンテは妹のエミリー(『嵐が丘』)、アン(『アグネス・グレイ』)とともに、イギリスの女流小説家姉妹として有名である。父親はヨークシャー州ソーントンのイングランド教会牧師であった。一八二一年に母が死に、伯母に育てられる。二四年シャーロットとエミリーは上の二人の姉とともに、近くの寄宿学校へ送られるが、ひどい待遇のせいで上の二人は病に冒されて翌年死亡し、シャーロットとエミリーは家に連れ戻される。

  四七年に書かれた『ジェイン・エア』がロンドンで出版されるや、たちまちベストセラーとなる。ただ、当時は女性が小説を書くことが珍しかく、男のペンネームで出されたため、読者はもちろんのこと、原稿を受け取った出版社すら初めのうちは、作者を男と信じて疑わなかった。作者が女性とわかるといっそうの話題を巻き起こした。

 物語は、激しい情熱的な気性をもつ孤児ジェーン・エアが、周囲の人々の意地悪や当時の社会の因習にもめげずに雄々しく生き抜き、最後には家庭教師として住み込んだ屋敷の主人と結婚するという、ある意味では通俗冒険小説のパターンを踏襲していて、それがこの作品が成功を収めた一つの要因だといえるだろう。孤児のヒロイン、冷淡なリード伯母、その子供たちジョンとイライザとジョージアナ、偽善者のブロックルハースト、尊敬するミス・テンプル、友人のヘレン、愛するロチェスター、重婚の事実、屋根裏部屋の狂人、行方不明の遺産相続人、ジプシーの占い師、ジェインを妻にと望むセント・ジョンなどが絡み合いながらも、ハッピーエンドへと読者は誘われていく。

  この『ジェイン・エア』をハーレ・クイン・ロマンスの原型だという人もいる。しかし、この小説はハッピーエンドの単なるロマンスなどではなく、生まれながらに自立した心、情熱、精神的な強さを持つヒロイン「ジェイン・エア」が、さまざまな経験を通して成長していく、一人の人間としての女性の物語なのだ。さらに、ジェインもロチェスターも、美人美男として描かれてはいないことにも注目すべきであろう。

 この作品はすでに何回も邦訳されているうえに、かなり近年のものさえある状況で、どのように新訳に取り組むべきか。思い切って、現代に蘇らせるという方法がある。『ロミオとジュリエット』が『ウエストサイド物語』になったように。しかし、それでは翻訳とは言えまい。やはりここは正攻法でいくべきであろう。そこで訳を分担された方それぞれの、『ジェイン・エア』に対する思いと感性に期待することとした。

  訳文には最低限の手を加えたがあえて全体としての統一はとらず、各人の文体の特徴を生かすようにしたつもりである。結果は時代の雰囲気を壊すことなく、古典をさりげなく現代に表したものになったと思っている。これも全員の力量が過不足のないものであった所作であろう。



《ジェイン』がハーレ・クイン・ロマンスの原型だって!ジェイン・エア〜Jane Eyre》
原題 :Jane Eyre
著者 :Charlotte Bronte 1816-1855
共訳者:石川未生、市原秀夫、植村真理、大井洋子、大江佐知子、
    大熊あつ子、酒井卓吉、高橋知子、田村達成、三代木美和子、
    山口真理、吉野文美代
講師 :赤松由美子
監訳 :村田博記

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